季節による違い
花粉症は季節によって違います
花粉症は全ての植物の花粉で起こる訳ではなく、日本国内で言うなら50~80種類位だと言われています。
その大別として樹木と草花で分ける事ができ、代表的な植物としてはスギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギ等が挙げられます。
花粉症患者の約8割がスギ花粉症だと言われていますので、春が近付いてくると毎年花粉予報にビクビクする人も多い事と思います。
どの植物にしても花粉が風に乗って飛んでくる事は同じです。
花粉予報が大体春前に出るので花粉症は春に出る症状なんだと思いがちですが、花粉症の原因となる植物の種類や地域によっては夏も秋も花粉症になるのです。
例えば春先は東北、北海道地方ではシラカバ、本州ではスギ花粉の飛散が活発化しますし、初夏を迎えるとイネ科の植物の花粉、秋になるとブタクサの花粉がたくさん飛散する事になります。
この様に季節によって花粉症の原因である植物が変わってくるのです。
花粉症予防の為には、自分が何の植物で花粉症になるのか知って、その植物の花粉予報をチェックして対策を考える必要があるのです。
でも花粉症は環境条件が同じでも皆が皆なる訳ではありません。
季節によって反応する方もいるし様々なのです。
もし季節を跨いで花粉症になっているならば他のアレルギーも引き起こす原因となるかもしれませんので早めの対策が必要になると思います。
また、花粉症の人が増えている原因として、花粉予報を見ていると分かる様に日本のスギ植林事情に関係しているものと思われます。
スギ花粉が原因での花粉症患者が増え始めたのは昭和45年頃からだと言われていて、昭和50年を過ぎたあたりから急激に増えてきたと言われています。
昭和30年代、戦後の復興の為、スギが山々に次々と植えられていき林を人工的に作っていきました。
そしてそのスギが成長して昭和50年代に一気に花粉が飛散する様な樹齢になり花粉症患者が激増していったのだと言われています。
スギは植えてから30~40年程で成木になるので花粉が今飛び交っていると言う事なのです。
また日本の経済事情、スギ人気の落ち込みと言った面から手入れが行き届かなくなり、スギは自然のまま毎年花粉を撒き散らしているのです。
そうなると毎年の花粉予報も年々凄い事になっていきそうな感じがしますよね。
でも、よく考えてみたらスギやヒノキって昔からあるものですのでそれだけが原因とは考えられないですよね。
多分私達の現代における生活環境なんかも原因として挙げられるんじゃないかと思うのです。
花粉症は田舎には存在しないとまで言われていますので都会病なのかもしれませんね。